こんばんは。今日は私がインターンシップに参加した時の話を書きます。
私は院生の時、研究室では、研究に支障をきたさないように、インターンシップは1社のみ、というルールがありました。私は当時、大学4年から合同説明会には顔を出しており、すでに企業をある程度絞っていたので良かったです。(むしろこのルールがあるから合同説明会に早いうちから出ていたといっても過言ではない。。。)
まずは選考から。エントリーシートを書いて、面接に臨みました。私が応募したのは研究部門で、受け入れ部署の方が面接してくださいました。内容は、基本的にES(志望理由・ガクチカ)と履歴書に沿って聞かれ、深堀りはほとんどなかったです。後日面接してくれた方に聞いたところ、力というより人柄が大切とおっしゃっていました。
今となっては、面接の枠が5倍だったというのもあり、『これは練習だ』と割り切ってリラックスして臨めたのが功を奏したのかなと思います。
就活ではコミュ力が大事と昔から言われていますが、話やすい、どんな時でも会話を成立させられるのは、仕事において重要な能力なんですよね。社会人になって、つくづく感じます。ほとんどの仕事は一人ではできず、人と人との信頼関係ってとても大切なので、相手の事を考える、特に気にかけなくても報連相ができる、というのはかなり重要です。ただ、よほど能力に差がある場合や、一人でできる仕事の場合は、もちろんコミュ力があっても負けてしまいます。
その他、当時私が気を付けたことを当時のメモから。
・自分が話をするときはESまんまにならないように手振りとか入れて説明してみた。
・研究内容を、うまく説明できなかった。 社員さんからインターン中にアドバイスをいただいた。まず初めに応用先を言うと面接官がイメージしやすくなる。穴を見つけるためではなく、いかに分かりやすく伝えられるかを見ているため、多少デフォルメしてもいいと思う。文系でもわかるように身近な例を挙げるといい。
インターンシップ初日
初日は、オリエンテーションで他の部署で受け入れられる学生も一緒にオリエンテーションを受けました。なぜか意気投合して、そのまま皆で飲みに行くことに(30人くらい?)。今でも思いますが、この時の飲み会ほど有意義な飲み会はそうない!といえるほど貴重な機会でした。インターン初日、みんな初対面・これからライバルだけど同時に仲間になる存在。ぜひインターンに行かれる機会があれば、ごはんにいって交流してみてください。
インターンシップ実習
私は約2週間の間行いました。受け入れ部署は研究の部署で、行ったのは実験とその考察、および市場調査・施策提案です。10日間のうち、3日間施設見学など、3日間実験、3日間考察・市場調査、1日発表&まとめ、のようなイメージです。実験では技術員のかたと実験を複数の条件で行い、その後なぜそのような結果になったのかを考察して発表しました。自分で文献を漁って適切なモデルを考えて、あとは数式を立てて、私の仮説があっているなー。みたいな発表をしました。市場調査・施策検討はひたすら文献を調べて、今はこんな技術がある、とか調べてコスト・収益性を評価して発表しました。正直、こちらはやや出来が悪かったなと思います。
インターンまとめ
インターン実習も終わり、最後にまとめということで、オリエンテーションと同様にインターン生が全員集まり、お互いの実習内容を共有して終わり!となりました。
インターンを通じて得られたもの
①就活をともに戦う仲間
インターンシップで知り合った方たちと意気投合し、そのまま就活中そして就職したあとも連絡を取っています。同じ企業を受けるときはライバルになりますが、就活中お互いを励ましあえるとても良い支えになります。学校の友達とは異なり就活で知り合った仲、ということで不思議な話やすさがありました。
②インターン先の雰囲気
本来のインターンの目的ですが、職場の雰囲気を知ることができます。2週間もいたので、雰囲気は十分に感じとることができ、私はこの企業で働いても問題ない、プレッシャーなどで辞めてしまうことはないと確信することができました。
③仕事の進め方
バイトとかも同じかな、と今となっては思うのですが、大学生からすると企業で社員としての働き方ってなんとなくイメージしにくかったので、こちらも参考になりました。はじめ何したらいいのか分からない時の辛さ、ちょっと聞くことにためらいを覚えてしまうこととか。実際どんどん聞くしかないんですけど。
以上3点を得ることができ、結局私はそのまま就職をしたので、このインターンシップに参加したことは私にとって転機となったことは間違いありません。私はこのインターンに参加することができて本当に良かったと感じているので、インターンシップに興味を持っているかたは是非身構えず、しかし全力でインターンシップに参加してほしいなと思います。
以上です!